ミーミーミー

180805
武田百合子さんの本に、富士の山小屋にこうもりが入ってきたという話が載っていた。
そのこうもりの様子や仕草がすごく面白かったので、妹に「こうもりって人懐っこいんやって」と話すと、「そういえば昔、こうもりの赤ちゃん見たことあるわ」と言うので、エエエーッ!とびっくり。どこで見たん!?と訊くと、「実家の外の流し台でさ、ミーミーミーって、何か黒いのが鳴いてて、何これ!?って」。で、で、で!?
「赤ちゃんっていうか、ほんまに生まれたてって感じで、シワシワで目は閉じてて。最初犬かなって思ったんやけど、手に取ってみたら、指が水かきみたいになってたから、あっこれはこうもりや!って」。もう興奮して、エーッ!?とかウソーッ!?ばっかり言ってしまう。
「いや、ほんまに。ミーミーミーって鳴いてて」と何度も言うので、かっわいいなぁ〜という気持ちがこみ上げてくる。こうもりの赤ちゃんってだけでもグッとくるのに、ミーミーミーって!

「そうや! なんか、写真ないかな?」と妹がパソコンへ走った!
「こうもり・赤ちゃん」で検索すると、 ズラズラズラーッと写真が出てきて、あっ、これこれこんな感じ!と、話していたような写真が見つかった。
赤ちゃんというより、新生児って感じで、4センチぐらいなのに何となくこうもりの形になってて、へー!と感心。
こうもりって特別な場所にしかいないと思っていたのに、一番身近な人が接触していたとは! ふとしたきっかけで意外なことがわかって、とても面白かったです。(M)